それにしても2月と違って3月は寒くて雨も多かったチバでした。
そうこうしている内に4月。
ようやく隙間を見つけて出かけてきました。

束の間の逢瀬でした。4月8日、仕事は休みでしたが天候があまり良くなくていわゆるドン曇り。
でも午前中はもちそうと判断し、近場へちょっと出かけることに。
HFのハンノキ林は手入れもされているようで無事に変わりなく。

林縁にはブーケのようなスミレもありました。

タチツボスミレ
畔には背伸びをしたようなちょっと背の高いのも。

ウマノアシガタ
田んぼの中ではオタマが大にぎわいでした。

写真では判然としませんが、ニホンアカガエルの子たちが元気よく泳いでいました。
でも、お目当てのトンボの姿が見えない。
その一つのシオヤは一頭だけ観察したのですが、撮影は拒否されました。
谷津田を一周しつつ、花のスプエフェの様子を見に。
まだ咲き始めでしたが、今年も株は減っていないようで安心しました。

ニリンソウ
散策路の真ん中にポツンと、イチリンソウのように咲いたのも。

同上
結局、お目当てのイトトンボを見つけることができなかったので、ちょっと足を延ばすことに。

オナリ街道を東へ辿ってサクラ市へ。
ここの谷津田も適度に手入れがされていて気分のいい場所です。

入口でアカタテハが出迎えてくれましたが、こちらも撮影拒否。
休耕田を利用して作られた池があり、メダカもいたのですが見当たらない。
その代わり池の畔ではこの子たちが何頭も観察できました。

ホソミイトトンボ ♂ (イトトンボ科)
オス同士が顔を突き合わせてナワバリ争いする様子は微笑ましく見えるほど。
一戦交えた後、いや前の準備運動でしょうか。

もう一種、一回り大きいのが、HFで見つけられなかった扉の写真の種。

ホソミオツネントンボ ♂ (アオイトトンボ科)
どちらも春になって鮮やかに青く衣装替えしたオスですが、とうとうメスは見つけられませんでした。

お昼を過ぎてもまだ天気がもちそうだったので、ついでに買い物に行くことにしました。
エサ用のメダカが欲しかったのですが、近所のホムセンやペットショップは軒並み売り切れなのです。
(観賞用のメダカはどこでもたくさん売ってます)
サクラ市周辺で検索したところ、農場のようなエリアの中に一軒。
帰路とは逆方向でしたが、シマムラにも寄りたかったので行ってみることに。
ナビに従って、かなりいりくった細い道を辿って行くと、ビニールハウスがありました。

農家の方が副業でやっているのでしょうけど、残念ながらエサ用のはやってないとのことでした。
せっかくなので少し見学させてもらって帰路につきました。
オマケ
スプエフェではありませんが、元気色の花をもう一枚。

タンポポ
HFに咲いているのは皆、在来種のカントウタンボボなのです。(交雑しているかもしれませんが)
今日の湯加減
シオヤトンボもニリンソウもまだ出始めのようなので、春本番はまだこれからのように思えますが。
酣になった途端に夏日が訪れ、初夏になりそうな気がします。
ところで、幸運なことにブルーマーチは事もなく過ぎたのですが、足はまだ完治していません。
かかっている病院では積極的な治療をしてくれないので、紹介状を書いてもらい転院することに。
来週、別の病院を受診します。
この記事へのコメント
山健父
エサ用というと安いヒメダカとかではダメなのでしょうか?
近所のショップでは割と入荷あったと思いました。
オニヤンマのヤゴ用に買ってました。
いろは
足の具合がまだ良くないとの事、お大事になさってください。
イトトンボの美しいブルーに魅せられました♪
ホソミイトトンボはこの時期に見られるのですね。
オツネントンボは冬を無事、越す事が出来たトンボでしょうか...
ツボスミレが可愛いですね。
高和です。
kon(昆)
そのヒメダカが売り切れなんです
別の店で無事買えましたが100円以上しました・・
>いろはさん
どちらも成虫越冬するのでこの時期だけではありませんが、
この鮮やかな春色は期間限定ですね^^
>高和です。さん
ナミアゲハは3月に近所で目撃しましたがその後はぱったり・・
トンボたちの出は早くはないように思いました
sakamono
のんびりしたい。そういえば、うちの近所の田んぼでも、昔は真っ黒に
なるくらいオタマジャクシを見たものでしたが、最近は見なくなりました。
最後のタンポポ、少し白っぽいような感じがします。
kon(昆)
ここは(手製の)ベンチもあってくつろぐこともできます。
休耕田なのに生き物が減っていくというのはちょっと恐ろしいですね・・