新たに迎えた相棒も慣らし運転を終えました。
前記事で紹介してもよかったのですが、ブロマイド写真がなかったので先送りにしていました。
さて、新相棒はコイツ。

スズキの V-Strom 250 SX というバイクです。5月5日の子供の日。
今シーズンもある実験を続けるべく、試料採集するためにボウソウしにいきました。
いつものルート(R16~K24くるり街道~R410)で中房の山中へ。
よくベニシジミ号の記念撮影をした同じ場所で。

試料採集のトラップ設置をしたあと、いつものように山道の散策へ。
前記事でも取り上げましたが、今年はハンミョウ(ナミハンミョウ)の登場が早いように思いました。

ハンミョウ (オサムシ科)
エサを探すために最大限に背伸びをした瞬間です。
ニワハンの黒化型も同じポーズをしてくれました。

ニワハンミョウ (オサムシ科)
結局、他にはシオヤやテングや黒いアゲハを見たくらいで、とにかく撮影できた虫はほぼゼロ。
そうそう、実は二匹目のドジョウを狙いに、今回は長靴を持参して例の沼地にも行きました。
湿地の周囲を歩きながら水面とにらめっこしましたが、とうとうドジョウを見つけることはできず。
お昼を食べにカモガワまでバビューン。
今回もスペシャル麺でした。

カキは小ぶりながら身がぷりぷりで旨味たっぷりで大満足。
マスターに新相棒を見せて帰路につきました。

記事が週刊でなくなったのでオムニバスでお届けします。
そろそろシーズンインかと、5月8日はゴミムシ採りに。
北総の某ポイントへトラップ設置をしてみました。

田んぼのアプローチの水辺に黒いアゲハが飛んできたので眺めていると、吸水に着地しました。
久しぶりに見る子でした。

カラスアゲハ ♂ (アゲハチョウ科)
仕事と天気の都合で回収は3日後となりました。
同じ広場にバイクを停めると、近くで日向ぼっこをしていた方がいらっしゃいました。
林の方へと急ぐところを、何とかツーショット撮影。

シマヘビ
成果はコキベリなどのゴミムシが少し採れただけで、ここでも本命は不発でした。

この日は北総巡り。
アビコ方面へと移動し、はじめて訪れる森へ入ってみることに。
ところが、入る前の畑の柵(グリーンネット)にこんなのがいました。

ホシベニカミキリ ♂ (カミキリムシ科)
せっかくなので手乗りになってもらいました。

同上
このカミキリムシはちょっとレアな種で、かつこの時期限定なのです。
実は、新相棒のニックネーム候補にノミネートしてもいたのですが、まさか出会えるとは思ってなかった。
これもきっと虫神様のお導きと考え、ニックネームは ”ホシベニカミキリ号” に決定しました。
色合いが似てるでしょ。

略してホシベニ号とします。

森を散策して出会った子たち。

ダイミョウセセリ (セセリチョウ科)
オサムシにも会えました。

アオオサムシ ♀ (オサムシ科)
森から出て、ホシベニ号へと戻っていると、さっきのネットにまたカミキリが。

ヒメヒゲナガカミキリ ♂ (カミキリムシ科)
このネットに来るのはカミキリムシだけではないようで。

アシナガオニゾウムシ ♂ (ゾウムシ科)
ゾウムシ類の特徴として、死んだふりをする生態がありますが、この虫は就中わかりやすい。
こんな風になります。(もちろん生きています)

同上
オスの特徴の長い前足もきちんと折り畳んでいます。

同上
この森(とその周辺)は昆虫の多様性が高そうなので、夏になったら再訪しようと思います。

5月14日は北総巡りの続き。
巨大ベッドタウンの街はずれですが、ここも初めて訪れる森でした。

中を突っ切る遊歩道を歩いていると、竹の柵の上で休んでいる方が。

サトキマダラヒカゲ (タテハチョウ科)
立ち止まったので気が付きましたが、周囲に樹液の甘い匂いが漂っています。
サトキちゃんたちは樹液酒場の客だったようです。

誰か他の客はいないかと、幹の周りを探ってみると小さな団体さんがいました。
わずか5ミリ余りの小さなゾウムシたち。

カオジロヒゲナガゾウムシ (ヒゲナガゾウムシ科)
縞々の足がやぶ蚊のように見えました。

さらに北上してノダ方面へ。
ここは以前訪れたことがある森。

ここでもアオオサに会えました。

アオオサムシ ♀ (オサムシ科)
北総巡りで慣らし運転終了となったので、この後、1か月点検もかねてバイクショップへ向かいました。
でも、ふと気まぐれでバイクショップのあるチバ市内を通り過ぎ、サクラ方面まで行ってしまいました。

この後、予約していた時間ぴったりにショップへピットインし、ホシベニ号の点検も無事終了。
とっても快調です。
オマケ
時がだいぶ巻き戻りますが、納車直後にご近所パトロールをしました。
春のトンボの観察地であるビオトープに行き、入口にバイクを停めて歩き始めると・・
路傍に落ちていた何かのネットに立派な体格のワスプが。

オオスズメバチ (女王)(スズメバチ科)
滞在できる時間が短くて、数は少なかったですが、目当てのトンボは何頭か観察できました。

シオヤトンボ ♂ (トンボ科)
このトンボはとにかく平たいところにベタッととまります。

同上 ♀
ホシベニ号へと戻ると、先のワスプは何かにご執心のようで、まだネットの上をうろうろしています。
せっかくなので、ホシベニ号とツーショット。

実は”オオスズメバチ号”もノミネートしていたのですが、かっこよすぎると仲間に却下されていたのです。
逆に、仲間たちから”ミイデラゴミムシ号”や”ヘッピリ号”を提案されていたのですが。
あいにく、”プシップシッ”という排気音のマフラーがどこを探してもなかったので落選としました。
色合いが違うしね。
今日の湯加減
あっという間に春はどこかへ行ってしまいました。
5月になるとチバは風の強い日が多く、清々しい”風薫る五月”とは程遠い気候。
ホシベニ号はカウル付きなので横風の影響を受けやすく、走っていて快適ではないことが多かった。
それでもベニシジミ号と比べて、あらゆる性能が段違いであることは事実。
もっとも驚いたのは燃費で、慣らし運転ながらなんと42km/lをたたき出しました。
サイフにやさしい良い子です。
この記事へのコメント
リュカ
イカツイ顔で怖いけど、こうしてみるとカッコいいな。
オオスズメバチ号、たしかにカッコいいww
ホシベニカミキリ号、略してホシベニ号とのお出かけ、これからも楽しみです。
ごろすけ
このバイクが海外で発表された頃に国内での販売時期について
スズキの店に確認してたのですが結局販売未定・・・
軽さって重要ですね(^^♪
セロー復活しないかなー
いろは
カラスアゲハは大好きなのですが、もう何年も出会っていません。我が家の近くにはあまり蝶がいないようです^^
神様のお導き、オオベニカミキリ。
カミキリ虫って結構種類が多いのですね。
新しいバイクのネーミング「ホシベニ号」
新緑に映えて綺麗ですね♪
ゾウムシの死んだふり、ダンゴ虫も死んだふりなのでしょうか...
面白い習性ですね。
kon(昆)
スズメバチとも色合いそっくりなのですが・・反対意見に負けました 笑
ホシベニ号との旅はまだまだはじまったばかりです♪
>ごろすけさん
個人的には絶妙のタイミングで発売になってくれました^^
もう半年遅かったらCLを買って・・後悔していたかと・・笑
軽さは正義ですがトリッカーに比べたら30キロ増です><
>いろはさん
ぜひ柑橘類をお育てになってください・・アゲハたちの大好物です♪
クロアゲハは時々見かけますがカラスアゲハは少なくなりましたね・・
ダンゴムシは死んだふりと防御姿勢でもあると思います。
sakamono
形をしています^^;。それで燃費もよいとのこと。いろんなところへ
遠出をするのでピッタリですね。ホシベニカミキリ、美しいですね。
これもピッタリの命名だと思います。
高和です。
さて、HPに遠征してきました。ミヤマセセリ、ツマキチョウ、ヤマキマダラヒカゲ、トラフシジミ、ミヤマカラスアゲハのほか、越冬もののキベリが出迎えてくれました。
響
ちょっとしたダートも長距離もこなせる良い選択です。
カミキリいいなー。
わたしも見つけたいです。
kon(昆)
250ccなので馬力は大きくないですが用途としては十分すぎるほどですし、燃費もいいので言うことなしですね^^
写真よりも実物の方がホシベニカミキリと色合いがそっくりなんです。
>高和です。さん
長いので約めただけですが・・^^
遠征してきたのですね、、ホシベニ号でもいずれ。
>響さん
こいつが出るまではベニシジミ号が用途としては最適でした。
まさにマルチパーパス♪
ホシベニは期間限定ですのでお早めに^^