ゴミムシではなく、オサムシでも用が足りることに気付いたのです。
そう、前回最後に採集したアワカズサオサムシは試料として適当なのではと。
アワカズサを採るにはどこがいいか・・・
やはりあのポイントがいいだろう。
アワカズサオサムシ ♂ (オサムシ科)
アオオサムシと相似形で大きさは半分ほど。
12月10日、午後から仕事なので(この季節としては)早起きして出発。
目指すは中房の山の中。
道が空いていて想定していたよりも早く林道の入口に着きました。
この周辺にはいくつか掘れる場所があるのですが、今回は時間がないのでもっとも近い所を選択。
とても優秀な小崖なので、過去何度か掘った際も大きく崩さないように大事に試掘していました。
ただ、段々掘果が減っているので心配でしたが・・すぐに出ました。いきなり本命が。
アワカズサオサムシ ♂ (オサムシ科)
しかもオスなのでカウントアップ。
今回も大きく改変しないように、崖の肩の部分をちょこちょこと試掘します。
そういう掘り方をすると、きれいに巣穴の形がわかるように掘り出せることが多い。
同上
小枝でつんつんしてこっちに顔を向けてもらったのが扉の写真です。
同じような形で親分も出ました。
スジアオゴミムシ ♂ (オサムシ科)
こちらもオスでカウントアップ。
今回は本命ではないのですが、この場所のレギュラーであるアオオサも出ました。
アオオサムシ ♀(オサムシ科)
角度によって色が変わりますが、鞘翅の縁が美しい緑色の個体でした。
本命も追加できたのですが、次々と出てくるのはアオオサでした。
同上 ♂
しかもオスが続々と。
同上
それでも本命もいくつか追加できたところで打ち止めとしました。
アワカズサオサムシ ♀ (オサムシ科)
結局、本命はオス×7、♀×3でした。
アオオサたちをリリースしていたら、道路の方から人の声がしました。
「バイクの運転手さんいますかー!」
パトカーから降りてきたおまわりさんでした。
ただ、向こうからはこちらが見えないようだったので、少し道を戻って返事をしました。
「はーい!何でしょうー?」
「カギが着けっぱなしですよー!」
「わかってますー!すぐ戻るので大丈夫ですー!」
苦笑しながらパトカーに戻って行くのが見えました。
ともかくここはとても貴重な採集場所。
ボウソウオサホリのチャンピオンポイントといえると思っています。
アワカズサは追加できたものの、まだ依頼の頭数には少し足りないので、後日もう一度出撃しました。
午後からお江戸に行く用事があったので、またしても弾丸採集。
向かったのは、ちょっとおさらいしたいチバ市郊外のポイント。
前記事で書いたオオスナハラのポイントの近くなのですが、そこではオオキベリの採集記録が。
圃場に面したこんな見かけの小崖。
ところがとても乾燥が進んでいて、オオキベリどころかゴミムシすら出ませんでした。
ゲジムカすらほとんどいない。
ちょっと時間があったので周辺の探索をと、谷地の縁をホシベニ号でトレースしていきました。
この辺りは未踏と思われますが、舗装してあるのにGoogleMapにも道が表示されないような場所。
奥へと進んでいくとさすがに少し荒れた未舗装路になったので、歩いていってみると・・
いい小崖を発見。
湿り気もありそうで固さも理想的に見えました。
バチツルを振ってみると、砂交じりで思ったとおりのいい固さ。
しかし、意外にも何も出ない。わずかにコムカデが出るくらいでゴミムシすら出ない。
なのでちょっと大胆に崩していると、突然黒いものがぽとりと落ちました。
オオスナハラゴミムシ ♀(オサムシ科)
数年前はたくさん採れたのに・・希少なゴミムシとなりつつあるのか。
そして最後に、この子と再会できたところで時間切れとなりました。
オオキベリアオゴミムシ ♀(オサムシ科)
親分も何頭か採れたので、なんとかミッション(オス30頭)クリアとなりました。
オマケ
12月14日は毎年恒例のクリスマス子供会でした。
今年も豪華なクリスマスプレゼント(ビンゴの景品)が用意されました。
子供たちからは今年の成果発表もあり、会場は昆虫熱で満たされていました。
~ 今日の湯加減 ~
前記事にも書いたとおり、シーズンインしてからもなかなか探虫に行けませんでした。
それでもなんとか時間を作って冬本番になる前に遠征に行きたいところでした。
でも、今年は全国的にクマちゃんクライシス。
さすがに自粛することに。
クマナシ県であることを幸せに思うことになるとは想像しませんでした。
この記事へのコメント
響
特殊なレンズで撮ってる?って思っちゃう。
一発目で本命とは持っていますね。
sakamono
高和です。
大型のアワカズサと小型のアオオサの区別は?
パソコンが壊れてしまいました。新しいシステムに慣れるのが年内の目標です。
こん
特殊なレンズではありませんが、奥まで写るようにリングライトを点けています。
いそうな場所はわかりますが、さすがに種までは・・笑
こん
道具も、指さえもないのに、と思いますね。
オスだけで30頭ですが、一か所ではありませんので・・
こん
大きさが1対2なので個体差があったとしても画然としていますね。
普段から予備機があればいいと思います。
ごろすけ
北海道の羆はエゾシカや牧場の牛、羊を襲って食べますから…
こん
キョンは頭数と分布を拡大し続けています。
農家にとってはキョンの被害も深刻のようですね・・
イバラキはすでにキョンあり県になったようです。